20世紀西洋人名事典 「アン・E.ローズベルト」の解説
アン・E. ローズベルト
Anna Eleanor Roosevelt
1884.10.11 - 1962.11.7
米国の社会改革家。
元・国際連合アメリカ代表。
ニューヨーク市生まれ。
1905年、のちにアメリカ第32代大統領になったフランクリン・ローズベルトと結婚、のち各種婦人団体の指導者となり、住宅改善、失業者救済、差別撤廃などに尽力。1941〜42年民間防衛局次官を務め、夫の死後も影響力をもち、’45年国際連合アメリカ代表となり、人権委員会委員長を務める。晩年はケネディ大統領の下で「婦人の地位に関する委員会」の長に任命される。著書に「私の日々」(’53年)、「民主主義の道徳的基礎」(’40年)がある。’53年訪日。政治家セオドア・ローズベルトは叔父。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報