20世紀西洋人名事典 「アーネストベビン」の解説
アーネスト ベビン
Ernest Bevin
1881.3.9 - 1951.4.14
英国の労働運動家,政治家。
元・英国外相,元・労働相。
サマーセット生まれ。
貧民の子として生まれ、農業労働者、雑役夫として労働の後、ドック労働組合の活動家となる。1921年運輸一般労働組合を組織、書記長となり’37年には労働組合会議(TUC)総評議長を務める。’40年労働党下院議員となり、’40〜45年チャーチル連立内閣の労働相として総力戦体制の確立に大きな役割を果たし、’45〜51年戦後のアトリー労働党内閣では外相として北大西洋条約機構の設立を指導。また米国と共同歩調で反ソ的な冷戦外交を展開、アーニーの愛称をもつ。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報