デジタル大辞泉
「イェレニャグラ」の意味・読み・例文・類語
イェレニャ‐グラ(Jelenia Góra)
ポーランド南西部の都市。ドイツ語名ヒルシュベルク。チェコとの国境をなすスデティ山脈の一部であるクルコノゼ山脈の北麓に位置する。中世より城塞が置かれ、商都として発展。15世紀から16世紀、また19世紀から20世紀にかけて織物業が発達。18世紀半ばよりプロシア領。第二次大戦後にポーランド領となった。近郊にスキーリゾートが点在する。イェレニャグーラ。
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イェレニャ・グラ
いぇれにゃぐら
Jelenia Góra
ポーランド南西部、ドルノシロンスク県の都市。人口9万2257(2002)。ドイツ語名ヒルシュベルクHirschberg。第二次世界大戦後ポーランド領に編入された。下シロンスク地方の重要な工業都市で、製紙、繊維、ガラス、食肉などの工業が立地する。チェコとの国境をなすカルコノシェ山脈(最高点は1602メートルのシュネジカ山)の観光基地。1288年に起源をさかのぼる古い都市である。
[山本 茂]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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