イカロスの翼(読み)イカロスのつばさ

故事成語を知る辞典 「イカロスの翼」の解説

イカロスの翼

人間が生み出した技術への過信を、戒めることば。

[使用例] 蠟ろうで固めたイカロスの翼のように、一面、飛行機が繊細で脆もろい存在である点は、ゼロ戦の頃と少しも変わっていない[杉山隆男*兵士を見よ|1998]

[由来] アポロドーロス「ギリシャ神話」などに見える物語から。迷宮に閉じ込められた人間、イカロスは、父が作った人工の翼をつけて飛び立ち、迷宮を脱出します。ところが、夢中になって舞い上がっているうちに、あまり高く飛んではいけないという父の戒めを忘れてしまいました。その結果、太陽の熱によって糊が溶けて翼が壊れてしまい、そのまま海に墜落して死んでしまったということです。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

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