イギリス室内管弦楽団(読み)いぎりすしつないかんげんがくだん(英語表記)English Chamber Orchestra

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イギリス室内管弦楽団」の意味・わかりやすい解説

イギリス室内管弦楽団
いぎりすしつないかんげんがくだん
English Chamber Orchestra

イギリスの管弦楽団前身は1948年ロンドンに設立されたゴールズブロー管弦楽団。1960年に現在の名称に変更した。略称ECO。当初は18世紀の作品をおもに演奏していたが、改称後はバロックから現代まで幅広い曲目を演奏するようになった。常任指揮者は置いていないが、ブリテン、レイモンド・レッパード、ダニエル・バレンボイムの指揮による演奏とレコード録音が多い。メンバーは30名弱だが、曲目に応じて増員している。ロンドンにおける演奏会、オールドバラ音楽祭などへの参加、演奏旅行を数多く行い、1970年(昭和45)に万国博覧会参加のため初来日した。

[美山良夫]

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デジタル大辞泉プラス 「イギリス室内管弦楽団」の解説

イギリス室内管弦楽団

イギリスのロンドンを拠点とする室内オーケストラ。1948年に設立されたゴールズブロウ管弦楽団を前身とし、1960年より現名称になった。主な指揮者はジェフリー・テイト、ラルフ・ゴトーニなど。

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