20世紀西洋人名事典 「イグナチーポタペンコ」の解説
イグナチー ポタペンコ
Ignatiy Nikolaevich Potapenko
1856 - 1929
ソ連(ロシア)の小説家。
1890年代に活躍した自然主義作家で、多作とユーモアが特色。1890年村の僧の生活状況を描いた「現役で」で作家としての地位を確立。日本では1904年二葉亭四迷訳の「四人の共産団」で有名。他の作品に「六人」(1891年)、「将軍の娘」(1891年)、「ヒーローにあらず」(1891年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報