いささ小笹(読み)イササオザサ

デジタル大辞泉 「いささ小笹」の意味・読み・例文・類語

いささ‐おざさ〔‐をざさ〕【いささ小×笹】

わずかばかりの笹。背の低い竹の意とする説もある。
「後ろは山、前は野辺、―に風騒ぎ」〈平家灌頂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「いささ小笹」の意味・読み・例文・類語

いささ‐おざさ‥をざさ【いささ小笹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いざさおざさ」とも。「いささ」は接頭語 ) 少しばかりの笹(ささ)一説に、「いささ」は「い笹」の意で、「おざさ」と同意であり、たけの低い竹の意とする。
    1. [初出の実例]「うしろは山、前は野辺、いささをざさに風さわぎ」(出典:平家物語(13C前)灌頂)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む