イサリ場所(読み)いさりばしよ

日本歴史地名大系 「イサリ場所」の解説

イサリ場所
いさりばしよ

近世の場所(持場)名。シコツ十六場所の一で、一七九九年(寛政一一年)幕府が東蝦夷地を直轄地とした際、ユウフツ場所に含まれた。千歳川支流いざり川の流域に設定され、イサリ、イサリブトなどを含む。元禄郷帳・元禄国絵図に「いちやり」、支配所持名前帳に鳥屋一ヵ所の所在地として「志古津ノ伊茶利布登」とみえ、支配所持は佐藤三郎左衛門であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android