現代外国人名録2016 「イダヘンデル」の解説
イダ ヘンデル
Ida Haendel
- 職業・肩書
- バイオリニスト
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1924年12月15日
- 出生地
- ポーランド・ヘルム
- 学歴
- ワルシャワ音楽院〔1935年〕卒
- 勲章褒章
- CBE勲章〔1991年〕
- 受賞
- フーベルマン賞〔1935年〕,シベリウス・メダル〔1982年〕,ヴィエニャフスキ国際バイオリン・コンクール第3位(第1回)〔1935年〕
- 経歴
- ユダヤ系ポーランド人。幼少時からカール・フレッシュやジョルジュ・エネスコらの手ほどきを受ける。ワルシャワ音楽院でミエチスラフ・ミハイロヴィッチに学び、1935年金メダルとフーベルマン賞を得て卒業。同年ヴィエニャフスキ国際コンクール特別賞受賞。’37年ロンドンでヘンリー・ウッドの指揮のもと、ブラームスの協奏曲でデビュー。以来、英国を中心に活動し、’40年帰化。’52年よりモントリオールに住んで国際的に活動、’59年マルケヴィチ指揮モントリオール交響楽団と共演。’87年デビュー50周年記念リサイタルがロンドンで開催。’73年ロンドン・フィルハーモニーと中国への演奏旅行を行う。ビーチャム、ミュンシュ、クレンペラー、チェリビダッケといった伝説的な名指揮者たちと共演した伝説のバイオリニスト。’95年20年ぶりにレコーディングに復帰、バッハの「無伴奏ソナタ」を録音。2013年、90歳近い年齢ながら現役としてステージに立つ。同年3月来日公演、ソニークラシカルからCD「魂のシャコンヌ」をリリース。著書に、自伝「Woman With Violin」(’70年)がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報