イットリウム族元素(読み)いっとりうむぞくげんそ(その他表記)yttrium group element

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イットリウム族元素」の意味・わかりやすい解説

イットリウム族元素
いっとりうむぞくげんそ
yttrium group element

希土類元素をさらに分類したときの一つの元素グループ。セリウム族元素に対する語。それらの水酸化物塩基性が比較的弱いような元素で、分類の仕方にいくつかある。周期表イットリウムスカンジウムおよびランタノイド元素のうち、原子番号で高い順にガドリニウムからルテチウムまでの8元素を含めた10元素をいう。またこれにユウロピウムを加えた11元素をさすこともある。あるいは、これからさらにガドリニウムとテルビウムを除いた9元素をさす場合もある。

[中原勝儼]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む