日本大百科全書(ニッポニカ) 「イットリウム族元素」の意味・わかりやすい解説 イットリウム族元素いっとりうむぞくげんそyttrium group element 希土類元素をさらに分類したときの一つの元素グループ。セリウム族元素に対する語。それらの水酸化物の塩基性が比較的弱いような元素で、分類の仕方にいくつかある。周期表中イットリウムとスカンジウムおよびランタノイド元素のうち、原子番号で高い順にガドリニウムからルテチウムまでの8元素を含めた10元素をいう。またこれにユウロピウムを加えた11元素をさすこともある。あるいは、これからさらにガドリニウムとテルビウムを除いた9元素をさす場合もある。[中原勝儼][参照項目] | イットリウム | ガドリニウム | 希土類元素 | 元素 | 周期表 | 水酸化物 | スカンジウム | セリウム族元素 | テルビウム | ユウロピウム | ランタノイド | ルテチウム 周期表 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例