イットリウム族元素(読み)いっとりうむぞくげんそ(その他表記)yttrium group element

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イットリウム族元素」の意味・わかりやすい解説

イットリウム族元素
いっとりうむぞくげんそ
yttrium group element

希土類元素をさらに分類したときの一つの元素グループ。セリウム族元素に対する語。それらの水酸化物塩基性が比較的弱いような元素で、分類の仕方にいくつかある。周期表イットリウムスカンジウムおよびランタノイド元素のうち、原子番号で高い順にガドリニウムからルテチウムまでの8元素を含めた10元素をいう。またこれにユウロピウムを加えた11元素をさすこともある。あるいは、これからさらにガドリニウムとテルビウムを除いた9元素をさす場合もある。

[中原勝儼]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む