イヌハギ(読み)いぬはぎ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イヌハギ」の意味・わかりやすい解説

イヌハギ
いぬはぎ / 犬萩
狗萩
[学] Lespedeza tomentosa Sieb. ex Maxim.

マメ科(APG分類:マメ科)の多年草。茎は直立し、高さ約1メートルになる。冬期には地上部はほとんど枯れる。茎、枝、葉の裏面には黄褐色の毛を密生する。総状に長く伸びた花序に帯黄白色の花を多数つける。花は長さ7~8ミリメートル。閉鎖花葉腋(ようえき)に密集してつく。日本、朝鮮、中国、東シベリアヒマラヤに分布する。名は、ハギに比べて観賞価値がないからという。

秋山 忍 2019年10月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む