イノシンプラノベクス製剤(読み)イノシンプラノベクスセイザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 の解説

イノシンプラノベクス製剤

製品名
イソプリノシン(持田製薬

 ウイルスの活動を抑える作用(抗ウイルス作用)と免疫(病気に対する抵抗力)状態をよくする作用をあわせもつ薬です。


 現在、亜急性硬化性全脳炎あきゅうせいこうかせいぜんのうえんの人の延命のために用いられています。


 副作用として、高尿酸血症、吐き気発疹ほっしん嘔吐おうと胃痛などの症状がおこることがあります。また、尿路結石、尿酸値の異常、血液障害、肝機能障害、消化管からの出血、間質性肺炎などがおこることがあります。このような症状がおこったら医師に相談するとともに、指示された検査は必ず受けてください。


錠剤で、1日3~4回に分けて食後(4回の場合は就寝前にも)服用します。


痛風、尿路結石、腎結石じんけっせき重症の腎障害などがある人、尿酸値が上昇している人は、医師とよく相談してから用いてください。


③妊婦、現在妊娠している可能性がある人、母乳で授乳中の人は使用できないことがります。あらかじめ医師にその旨を報告してください。

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

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