現代外国人名録2016 「イ・ヘチャン」の解説
イ・ヘチャン
李 海瓚
Lee Hae-chan
- 職業・肩書
- 政治家 韓国国会議員(民主統合党) 元韓国首相,元韓国教育相
- 国籍
- 韓国
- 生年月日
- 1952年7月10日
- 出生地
- 忠清南道青陽
- 学歴
- ソウル大学社会学科〔1986年〕卒
- 経歴
- 大学在学中から民主化運動に参加し、1974年と’80年当局による弾圧を受け、合わせて4年間投獄される。その後、民主化運動の指導者だった金大中を慕って政界入り。’88年韓国国会議員に当選。同年の国会聴聞会で’80年の光州事件での軍部の責任を激しく追及して有名になり、“聴聞会スター”と呼ばれた。平民党副総務、ソウル市政務副市長、国民会議政策委員長などを歴任。金大中の大統領選挙企画本部副本部長を務め、大統領当選後は大統領職務引受委員、’98年3月〜’99年5月教育相。2002年盧武鉉陣営の大統領選挙企画本部本部長を務め、当選に尽力。2003年親盧武鉉派による開かれたウリ党の旗揚げで中心的役割を果たす。2004年6月盧政権の2代目首相に就任。2006年3月独立運動式典を休んでゴルフをしていた問題の責任をとり辞任。のち大統合民主新党に入るが、2008年1月離党、4月の第18代総選挙には出馬しなかった。2011年民主統合党が結成されると、常任顧問に就任。2012年4月第19代総選挙で返り咲き。同年6〜11月民主統合党代表。著書に「光州民衆抗争」「民主と統一の岐路で」「女の話をよく聞く男」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報