デジタル大辞泉 「イラス山」の意味・読み・例文・類語 イラス‐さん【イラス山】 《Volcán Irazú》コスタリカ中央部の山。標高3432メートル。カルタゴ近郊に位置する。中米を代表する活火山の一。多くの火口と火口湖があり、周辺一帯が国立公園に指定されている。イラス火山。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「イラス山」の意味・わかりやすい解説 イラス[山]Volcán Irazú 中央アメリカ,コスタリカの活火山。標高3432m。中央アメリカの最高峰で,コスタリカの首都サン・ホセの東北東約30km,グアナカステ山脈にある。火山活動は盛んで,記録の明確な1723年以降,1841年,1910年,63年,67年の大噴火が知られ,とくに63年から2年続いた噴火は大量の降灰砂により,付近に大被害を与えた。この山頂から太平洋と大西洋を見わたすことができる。執筆者:田嶋 久 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報