共同通信ニュース用語解説 「イランの富裕層」の解説
イランの富裕層
イランでは1979年のイスラム革命後、イスラム教に基づき表向きは平等が重視されてきたが、80年からのイラン・イラク戦争で経済危機に見舞われると、政治家や聖職者、軍などと結びついた特定の層が事業を独占、利益を蓄えた。2005年に就任したアハマディネジャド前大統領の下、核問題をめぐり欧米の制裁が強化されると独占傾向が再び強まった。制裁を利用したとも批判される「新富裕層」が台頭。富裕層が集中するテヘラン北部では、高級マンションなどの建設ラッシュが起きている。(テヘラン共同)
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