改訂新版 世界大百科事典 「イリメニ湖」の意味・わかりやすい解説
イリメニ[湖]
Ozero Il'men'
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ロシア連邦ノブゴロド州にある湖。イルメン湖ともいう。バルダイ丘陵北部のイリメニ低地にあり、標高18メートル、水深約10メートル。面積は平均水位で982平方キロメートルであるが、年や季節によって610~2100平方キロメートルと変化する。湖には南部からロバティ、シェロニ、ムスタ、ポーラなど約50の河川が流入し、北岸からボルホフ川が流出してサンクト・ペテルブルグ北部のラドガ湖に注ぐ。湖の周囲は低平で湿地になっており、湖底は平らで軟泥が堆積(たいせき)。11月から4月までは結氷する。ロシア時代にはバルト海岸地方からドニエプル川、ボルガ川への交通路であった。北岸に古都ノブゴロドがある。古い年代記にはイリメルИльмер/Il'mer湖とある。
[須長博明]
日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...