本来のポーラは、モヘアの梳毛(そもう)糸に強撚(きょうねん)をかけ、平織に手ざわり堅く、さらっと織り上げたものである。ポーラは気孔のある織物という意味からもわかるように、夏の涼しい通気性のある服地として愛用されている。また、変化組織として、糸の撚(よ)り方向を順逆に変えたものを経(たて)糸に交互に配列した順逆ポーラ、異色の単糸を撚り合わせた三子(みこ)撚りを使った三杢(みつもく)ポーラなどがある。そしてスフ・絹で織ったものも、いずれも強撚糸を使い、本物のモヘアづかいのポーラの風合いに似せて、手ざわりを堅く仕上げしてある。この生地(きじ)をイギリスではフレスコfrescoとよんでいるが、これはアフリカ西海岸の地名からとったものである。
[角山幸洋]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…クロアチア西部の都市。イタリア語ではポーラPola。人口6万2000(1991)。…
※「ポーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...