イルデフォンスス(その他表記)Ildefonsus

改訂新版 世界大百科事典 「イルデフォンスス」の意味・わかりやすい解説

イルデフォンスス
Ildefonsus
生没年:606ころ-667

スペイン聖人トレド近郊のベネディクト会修道院の院長をつとめ,657年トレドの大司教となる。マリアの純潔について書物著し,彼女に深い崇敬をささげた。伝説によれば,マリアが大聖堂に降って彼の司教座に座し,天のカズラ(上祭服)を彼に与えたという。美術では,司教服または修道服をつけた姿で表され,カズラを持物とする。祝日は1月23日。(図)
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 荒木

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イルデフォンスス」の意味・わかりやすい解説

イルデフォンスス
Ildefonsus

[生]607頃
[没]667頃
スペインのトレドの大司教,聖人。聖母マリアに深い崇敬を捧げ『聖マリアの処女性について』を著わす。西ゴート時代のスペインにおけるローマ文学最後の代表者

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む