インノケンティウス1世(その他表記)Innocentius I

改訂新版 世界大百科事典 「インノケンティウス1世」の意味・わかりやすい解説

インノケンティウス[1世]
Innocentius I
生没年:?-417

ローマ教会権威勢力の拡大に功績のあった教皇。在位401-417年。ローマ首位権をたてに,教会のあらゆる問題はローマの司教(教皇)の裁定にゆだねられなければならないと主張した。西方の諸教会にはローマへの服属を求め,東方との関係ではイリュリクムの管轄権を確保し,追放されたコンスタンティノープル主教クリュソストモスを擁護した。ドナトゥス派ペラギウス主義などの分派異端撲滅に努力した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む