無死または1死で、走者が一、二塁または満塁で打者が放った飛球(ライナーとバントは除く)で、内野手が普通に守備をすれば捕球できるもの。審判員が宣告すれば、打者は捕球されるかどうかにかかわらずアウトとなる。宣告されても、ボールインプレーなので走者は離塁しても進塁してもいいが、捕球された場合は普通のフライと同様に一度、帰塁する義務が生じる。
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…なお日本のプロ野球では20秒ルール(走者がいない場合に投手はボールを受けてから20秒以内に打者に投球しなければならない)を採用しており,この違反はイリーガルピッチと同じ扱いにしている。 インフィールドフライ無死または1死で走者が一,二塁あるいは満塁の場合,打者の打ったフライ(ライナーおよびバントを企ててフライになったものは除く)が内野手の守備範囲(内野手がふつうの守備行為をすれば捕球できる範囲)に上がったとき,審判員の宣告でインフィールドフライが成立し,打者のみアウトになる。故意に落球して併殺をねらうことを避けるルール。…
※「インフィールドフライ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」