ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インペリア」の意味・わかりやすい解説 インペリアImperia イタリア北西部,リグリア州インペリア県の県都。ジェノバの南西約 100km,リグリア海沿岸にある。 1923年ポルトマウリツィオとオネリアの二つの町と数ヵ村が合併して成立した。ポルトマウリツィオは岬の高地にある避寒地,オネリアは平坦部にある商工業の中心。バロック建築の聖ジョバンニ聖堂は 1739年に,聖マウリツィオ聖堂は 1779~81年に建てられ,貴重な美術品が収蔵されている。ジェノバ-ニース間の鉄道,高速道路の要衝。主要な産業はオリーブ油,スパゲティ,香料,薬品,セメント製造などで,花卉の栽培も行なわれ輸出される。リビエラディポネンテに属し (→リビエラ ) ,観光業も盛ん。人口4万 171 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「インペリア」の意味・わかりやすい解説 インペリアいんぺりあImperia イタリア北西部、リグリア州インペリア県の県都。人口3万9549(2001国勢調査速報値)。1923年、オネリアとポルト・マウリツィオの合併によって成立した。リビエラ海岸の保養地として有名である。伝統的にオリーブ油の生産が盛んであるほか、パスタ、せっけん、セメントなどがつくられる。近年、漁港、商業港としての機能が著しく低下した反面、観光地としての発展が目覚ましい。[堺 憲一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by