20世紀西洋人名事典 「ウィリアムインジ」の解説
ウィリアム インジ
William Motter Inge
1913 - 1973
米国の劇作家。
カンザス州生まれ。
大学で演劇学を学ぶ。高校や大学の教師をしながら、地方紙の演劇批評を担当。その時会見した「ガラスの動物園」のテネシー・ウィリアムズに影響を受け、劇作を開始する。「いとしのシバよ帰れ」(1950年)で成功を収め、ピュリッツァー賞受賞作「ピクニック」(’53年)、「階段の上の暗がり」(’57年)アカデミー賞受賞作「草原の輝き」(’61年)を書き続けたが、マンネリズムに陥り、不振となり自殺した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報