20世紀西洋人名事典 「ウィリアムトムソン」の解説
ウィリアム トムソン
William Thomson
1824.6.26 - 1907.12.27
英国の物理学者。
元・グラスゴー大学総長。
アイルランド生まれ。
別名ケルビン卿。
1846年グラスゴー大学物理学教授を経て、1904年同大学総長。1842年大学院生の頃、固体内の熱伝導とそれに関係ある電気伝導の数学的理論をまとめる。1848年絶対温度目盛を導入。1855年海底電信の研究に従事し、大西洋電信会社で電線の敷設を指導。その他金属の電気特性の研究や電子理論の発展のため尽力。1873年より5年間かけて羅針盤の改良も行った。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報