ウィリアムブース(その他表記)William Booth

20世紀西洋人名事典 「ウィリアムブース」の解説

ウィリアム ブース
William Booth


1829.4.10 - 1912.8.20
英国伝道者。
元・救世軍創始者。
ノッティンガム生まれ。
13歳で父と死別後、退学して質屋で働く。メソディスト派の伝道者として伝道活動に従事した後、1865年独立してロンドンの貧民地区で伝道を開始。組織的な社会救済、貧民伝道のため軍隊の制度組織を採用して1878年救世軍を創立。翌1879年週間新聞「ときのこえ」を発刊、以後1880年アメリカをはじめとしてヨーロッパ、アジア、アフリカの各地へと救世軍を世界的規模の運動に発展させた。1907年来日、明治天皇をはじめ朝野の歓迎を受けた。主著は「最暗黒の英国及び其(その)救済策」(1890年)等。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ウィリアムブース」の解説

ウィリアム ブース

生年月日:1829年4月10日
イギリスの救世軍創立者
1912年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android