ウィリアム・ヘンリーブラッグ(英語表記)William Henry Bragg

20世紀西洋人名事典 の解説

ウィリアム・ヘンリー ブラッグ
William Henry Bragg


1862.7.2 - 1942.3.12
英国物理学者
元・ロンドン大学教授,元・王立協会会長,元・王立研究所理事長。
カンバーランドのウェストワード生まれ。
キング・ウィリアムズ大学に学んだ後、1985年ケンブリッジ大学数学科を卒業。J.J.トムソンのもとで物理学を学び、’86年オーストラリアのアデレード大学教授となり、1908年まで在職。’09年英国に帰国し、リーズ大学物理学教授に任命され、’15年ロンドン大学に招かれる。同年、X線による結晶構造の研究により、息子のブラッグ,W.L.とともにノーベル物理学賞を受賞。’20年ナイトの称号を与えられる。その後、王立研究所理事長、’35年王立協会会長などを歴任主著「X-rays and crystal structure」(’34年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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