ウィルヘルム・フォンボーデ(その他表記)Wilhelm von Bode

20世紀西洋人名事典 の解説

ウィルヘルム・フォン ボーデ
Wilhelm von Bode


1845.12.10 - 1929.3.1
ドイツの美術史家。
元・ベルリン美術館総長。
カルフェールデ(マクデブルク近郊)生まれ。
研究機関としての近代的な美術館運営を確立した学者で、「美術館のビスマルク」と呼ばれる。1905〜20年ベルリン美術館総長として、ベルリン美術館の建設の指揮に当たる。ルネサンス以降の近世絵画彫刻を集めたカイザ・フリードリヒ美術館の発展に特に尽力し、レンブラント14点、デューラー7点などの彫刻を購入するなど驚異的成果を挙げる。又、レンブラントの鑑識家としても有名。フィレンツェにドイツ国立美術史研究所を設立、若手美術史家の育成にも寄与

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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