改訂新版 世界大百科事典 「ウィンストンセーレム」の意味・わかりやすい解説 ウィンストン・セーレムWinston-Salem アメリカ合衆国ノース・カロライナ州中央部の工業都市。人口19万3755(2005)。ブルー・リッジ山脈東側のピードモント台地に位置する合衆国第一のタバコ工業都市。1766年にセーレムが建設され,1849年にフォーサイス郡の郡都としてウィンストンが建設され,1913年にこの二つの町が合併して現在の名称になった。タバコ工場はウィンストン側に多いが,市内には醸造業,衣服,家具,電気器具の工場もある。執筆者:菅野 峰明 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィンストンセーレム」の意味・わかりやすい解説 ウィンストン=セーレムWinston-Salem アメリカ合衆国,ノースカロライナ州中部の都市。バージニア州境の南約 55km,ピードモント中北部に位置する。 1913年ウィンストンとセーレムが合併してできた都市。セーレムは 1766年モラビア教徒により創設された町。創設当時の建物が数多く残存し,博物館がある。ウィンストンはセーレムの北に接し,1849年にできた町。世界的なたばこ会社レーノルズ社があり,タバコの加工が最も重要な産業で,ほかに衣類,電気通信装置,家具などの製造業も立地する。人口 22万9617(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by