現代外国人名録2016 「ウェインワン」の解説
ウェイン ワン
王 穎
Wayne Wang
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1949年
- 出生地
- 香港
- 学歴
- カリフォルニア芸術工芸大学テレビ・映画科修士課程修了
- 受賞
- ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員特別賞,第45回)〔1995年〕「スモーク」,サンセバスチャン国際映画祭最優秀作品賞・監督賞〔2007年〕「千年の祈り」
- 経歴
- ウェインの名は映画狂の父にジョン・ウェインにちなんで命名された。1967年18歳の時にカリフォルニアに移住。カリフォルニア芸術工芸大学で映画制作を学び、’75年卒業制作「A Man,A Woman and a Killer」を共同監督。帰国後、助監督やテレビのシリーズの演出を手がけたが、香港の映画界に飽きたらず再渡米。’81年「チャン・イズ・ミッシング(チャンが消えた)」で脚光を浴び、続く「Dim Sum:A Little Bit of Heart」(’84年)で代表的インディペンデント作家の一人となる。’95年にはポール・オースターと共同監督で「ブルー・イン・ザ・フェイス」を制作。また、’96年フランシス・コッポラ監督と共同で香港にアクション専門の映画プロダクション・クローム・ドラゴンを設立、エグゼクティブ・プロデューサーを務める。他の作品に「スラムダンス」(’87年)、「夜明けのスローボート」(’89年)、「ジョイ・ラック・クラブ」(’93年)、「スモーク」(’94年)、「メイド・イン・マンハッタン」(2002年)、「千年の祈り」(2007年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報