デジタル大辞泉 「ウエストバージニア州」の意味・読み・例文・類語 ウエスト‐バージニア(West Virginia) 米国東部の州。州都チャールストン。アパラチア山脈中にあり、山岳州とよばれる。瀝青炭れきせいたんなどを産出。バージニア州から1863年に分離。→アメリカ合衆国[補説] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウエストバージニア州」の意味・わかりやすい解説 ウェストバージニア〔州〕ウェストバージニアWest Virginia アメリカ合衆国東部の州。州都チャールストン。北はオハイオ,ペンシルバニアの両州,東と南はメリーランドとバージニア,西はケンタッキーの各州に接する。 1730年頃ドイツ系移民がポトマック川沿いに町を建設,18世紀中頃バージニア住民が開発を進めた。 88年以来バージニア州に属したが,1861年南北戦争勃発とともに同州西部 40郡が連邦政府からの脱退に反対して独立の州政府を樹立,63年アメリカ合衆国第 35番目の州となった。州全体が地形的にアレゲニー山地とオハイオ川の支流域とに2分される。気候は比較的温暖で,年降水量は 1000mm前後。鉱業が主産業で,アメリカ合衆国最大のアパラチア炭田があり,特に瀝青炭の産出が多く,その他石油および天然ガスの産出も多い。 1960年代に工業化が進んだが,依然として全国での順位は低く,合成繊維,化学薬品,合成樹脂などの軽工業を主とする。土地は肥沃で,コムギ,トウモロコシ,タバコなどを産し,集約的な近郊農業も発達。面積 6万2755km2。人口 185万2994(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by