20世紀西洋人名事典 「ウェンデルスタンリー」の解説
ウェンデル スタンリー
Wendell Meredith Stanley
1904.8.16 - 1971.6.15
米国の生化学者。
元・カリフォルニア大学教授。
ミュンヘン大学に留学し、帰国後1932年ロックフェラー研究所に入り、’35年タバコの葉にモザイク病をおこす病原ウィルスの結晶化に成功、ウィルス本体解明の端緒となった。’46年ノーベル化学賞を共同受賞。’48年カリフォルニア大学教授になると共にウィルス研究所を創設し、所長を兼任。’65年国際癌学会議に出席のため来日し、’68年日本学士院客員となった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報