20世紀西洋人名事典 「ウォルターリップマン」の解説
ウォルター リップマン
Walter Lippman
1889.9.23 - 1974.12.14
米国のジャーナリスト。
元・ニューヨーク・ワールド紙主筆。
ニューヨーク生まれ。
別名Walter Lippmann。
第一次世界大戦時、ウィルソン大統領のブレーンを務めるが、戦後処理に失望し、政界を離れ、1921年「ニューヨーク・ワールド」紙に入り、洞察に優れた明晰な論説で健筆をふるい名をあげる。’22年現代マス・コミュニケーション研究の古典的名著となっている「世論」を刊行する。’24年論説主幹となり、’29年主筆を務め、’31年ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙の特別寄稿家としてコラム「今日と明日」を担当し、’58年ピュリッツァー賞を受賞する。’62年国際報道部門で再びピュリッツァー賞を受賞する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報