ウブス湖(読み)うぶすこ(英語表記)Ubs nuur

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウブス湖」の意味・わかりやすい解説

ウブス湖
うぶすこ
Ubs nuur

モンゴル北西部、ウブス県北部にある塩湖。ウブサ湖ともいう。標高743メートル、面積3350平方キロメートル、最大深度6メートルで、モンゴル最大の湖である。湖の北岸のごく一部がロシア連邦領となっている。テス川、ナリーン川など大小十数本の川が流入するが、蒸発量のほうが大きく、また内陸湖で排水されないため、濃い塩分を含む。

[吉田順一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例