ウルトラ駅長たま

デジタル大辞泉プラス 「ウルトラ駅長たま」の解説

ウルトラ駅長たま

和歌山電鐵貴志川線の初代駅長。1999年生まれ。三毛猫のメス。2007年、同線の貴志駅長に就任。2008年、スーパー駅長に任命。たま駅長の就任以降、乗降客は増え、車体に同駅長のイラストが描かれた「たま電車」の運行や、全体を猫の顔に見立てた檜皮葺(ひわだぶき)の駅舎への改装が行なわれるなど、同電鐵のマスコットキャラクターとなる。2008年、県より「和歌山県勲功爵(わかやまでナイト)」の称号を受ける。2011年1月、同電鐵を運営する和歌山電鐵株式会社の常務執行役員に任命、2013年1月には社長代理となる。2014年1月、同線14駅の総駅長(ウルトラ駅長)に就任。2015年6月、心不全により16歳で死亡。死後、名誉永久駅長に就任。長年にわたる地域経済の活性化への貢献を讃え、紀の川市長と和歌山市長の連名による功労賞も贈られた。貴志駅に鎮座する「たま神社」にたま大明神として祀られている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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