デジタル大辞泉 「ウルモスク」の意味・読み・例文・類語
ウル‐モスク(Ulu Mosque)
トルコ中東部の町ディブリーにあるイスラム寺院。13世紀にメンギュジュク朝のスルターン、アフメット=シャーにより建造。そのため、アフメット‐シャーモスクとも呼ばれる。モスクには、礼拝堂のほかアフメットの妻により建てられた施療院が併設する。三つの扉口とミフラーブ(
トルコ北西部の都市ブルサの中心部にあるイスラム寺院。14世紀末から15世紀初めにかけてセルジューク様式で建造され、20個ものドームをもつ。
トルコ南部の都市アダナの旧市街にあるイスラム寺院。16世紀初め、ラマザン君侯ハリール=ベイと息子ピーリ=メフメット=パシャにより建造。イズニク陶器の青や緑のタイルで装飾されたミフラーブ(壁龕)やハリール=ベイの墓所がある。
トルコ中東部の都市シバスの市街中心部にあるイスラム寺院。12世紀、ルームセルジューク朝に建造。トルコ石の装飾を施した高さ35メートルの尖塔をもつ。
トルコ南東部の都市ディヤルバクルの旧市街にあるイスラム寺院。東ローマ帝国時代はマルトーマ教会と呼ばれていたが、のちにモスクに転用。アナトリア地方最古のモスクとして知られる。