うろうろ涙(読み)ウロウロナミダ

デジタル大辞泉 「うろうろ涙」の意味・読み・例文・類語

うろうろ‐なみだ【うろうろ涙】

途方に暮れて流す涙。おろおろ涙
丁稚でっち三太も―」〈浄・重井筒

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精選版 日本国語大辞典 「うろうろ涙」の意味・読み・例文・類語

うろうろ‐なみだ【うろうろ涙】

  1. 〘 名詞 〙 途方にくれたり、狼狽(ろうばい)したりして、今にもこぼれそうな涙。また、そのような様子おろおろなみだ。
    1. [初出の実例]「孟嘗君かうろうろ涙になりて」(出典:史記抄(1477)一二)

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