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おろおろ オロオロ

デジタル大辞泉の解説

おろ‐おろ

[副](スル)
驚きや悲しみなどの衝撃でうろたえるさま。「父の死にただおろおろ(と)するばかりだった」
声を震わせ、涙を流して泣くさま。
「涙―と落しながら」〈露伴・艶魔伝〉
不十分なさま。ざっと。
「この事知りたる聖はありと聞き侍りしか、と―言ひ出たりけるを」〈無名抄
全体に行きわたらないさま。ところどころ。
「髪もはげて、白きとても―ある頭に」〈宇治拾遺・一一〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

おろおろ

( 副 ) スル
どうしてよいかわからず取り乱すさま。 「ただ-(と)するばかり」
泣いて目や声のうるんでいるさま。 「 -と泣く」
不十分なさま。 「先の翁よりは天骨もなく-かなでたりければ/宇治拾遺 1
部分的に。まばらに。 「髪もはげて白きとても-ある頭に/宇治拾遺 11

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