うんだい(読み)ウンダイ

関連語 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「うんだい」の意味・読み・例文・類語

うん‐だい【台】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「」は「」の略体としての「芸」とは別字。「台」は建物のこと。漢代に蘭台という御殿宮中の書を収め、そこで(うんこう)を虫よけに用いたところから ) 書物を入れておく庫。転じて、読書室、研究室書斎(うんかく)。〔改正増補和英語林集成(1886)〕〔盧肇‐将帰宜春留題新安館詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のうんだいの言及

【漬菜】より

…中国では古くよりアブラナ(ナタネ)類の栽培が盛んで,葉や花蕾(からい)が野菜として,また種子が油料として利用されてきた。日本での漬菜の発達は,カブに近い〈あおな〉,アブラナに近いクキタチナやハタケナにあたる〈うんだい〉,キョウナやミブナにあたる〈みずな〉が古い記録に現れ(《和名抄》),江戸時代にはナガサキハクサイの原種である〈唐菜〉(《長崎見聞録》)や非結球ハクサイに属する〈白茎菜〉(《成形図説》)が見られ,明治初年にはタイサイやサントウサイが導入された。また古くから中国などより渡来,導入されたアブラナ類やカブなどが複雑に交雑を重ね,各地方の風土に合った漬菜類が分化し,土着して日本独自の多くの品種ができ上がった。…

※「うんだい」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む