エイトケン粒子(読み)エイトケンりゅうし

最新 地学事典 「エイトケン粒子」の解説

エイトケンりゅうし
エイトケン粒子

Aitken particle

エアロゾル粒子のうち,粒径がおよそ0.1µmより小さいもの。凝結核になり得る超微小粒子は,水蒸気が過飽和な条件では周囲の水分子を集めて急速に大きくなる。これを利用して超微小粒子の計測に成功したJ.エイトケン(1839〜1919)の名をとって呼ばれる。また,エアロゾル粒子の成長様式として,水蒸気やガスの凝結により粒径が大きくなる場合をエイトケン・モードという。

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参照項目:エアロゾル

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関連語 小島

百科事典マイペディア 「エイトケン粒子」の意味・わかりやすい解説

エイトケン粒子【エイトケンりゅうし】

大気中のエーロゾル粒子は粒径から気象では通常次の三つに分ける。1μm(10(-/)6m)以上の巨大粒子,0.1〜1μmの大粒子,0.1μm以下のエイトケン粒子である。戸外の空気中ではエーロゾルの中でも0.05μm付近のエイトケン粒子が最も多い。硫酸塩,有機物などからなるものが多く,南極では1cm2当り通常数百個である。エイトケン粒子は特にエーロゾルの中でも大気中の雲粒の形成に関与するものが多い。また太陽の放射を散乱,吸収する効果があり,気候の問題にとっても重要である。

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