エクスカリバー(その他表記)Excalibur

翻訳|Excalibur

デジタル大辞泉 「エクスカリバー」の意味・読み・例文・類語

エクスカリバー(Excalibur)

アーサー王伝説で、アーサー王が所持したといわれる魔法の剣。石に刺さっていたのを王が引き抜いて手に入れた、また、湖の精に与えられたなどの伝承がある。

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デジタル大辞泉プラス 「エクスカリバー」の解説

エクスカリバー〔アーサー王〕

Excalibur》架空の武器ひとつヨーロッパに伝わるアーサー王伝説で、アーサー王が所持したとされる剣。魔法の力が宿る剣で、伝承により、王が石に刺さった剣を抜いて手に入れたものとも、湖の乙女によって与えられたものともされる。

エクスカリバー〔ゲーム用語〕

ロールプレイングゲームファイナルファンタジー」シリーズで使用される武器。聖剣。初登場は1988年「ファイナルファンタジーII」。複数作品に登場。最高クラスの攻撃力を持つ。中世のアーサー王伝説に登場する聖剣の名にちなむ名称

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世界大百科事典(旧版)内のエクスカリバーの言及

【アーサー王伝説】より

…魔法使いマーリンの力で,ブリテン王ウーゼル・ペンドラゴンはコーンウォール公に化け,公の夫人イグレーヌと同衾し,アーサーが誕生する。アーサーは宝剣エクスカリバーを得てブリテン王となり,ギネビアと結婚,諸国を平定して,ローマ遠征の途につく。その留守中,甥のモルドレッドが王位を奪いギネビアと結婚したという知らせを受け,アーサーは直ちに帰国,モルドレッドを倒すが,自らも重傷を負い,アバロンの島(エトナ)に去る。…

【手】より

…手にまつわる印象的な場面をアーサー王伝説から一つ述べる。アーサー王は水面に立つ湖の姫の手から名剣エクスカリバーExcaliburを譲り受け,死に際して部下のベディビアに再び湖に投げて返させたところ,水中から現れた手がこれを受けとめてそのまま水面下に没した。旧約聖書では,ヤハウェは民衆にみずからの神性を示すため,つえが手から離れれば蛇になるが,手に拾えばつえにもどる奇跡,および手を懐から出せば癩(らい)病の手となり,再び懐に入れてとり出せば元どおり回復した手になるという奇跡をモーセに行わせた(《出エジプト記》4:3~7)。…

※「エクスカリバー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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