現代外国人名録2016 「エサ・ペッカサロネン」の解説
エサ・ペッカ サロネン
Esa-Pekka Salonen
- 職業・肩書
- 指揮者,作曲家 フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者・音楽監督
- 国籍
- フィンランド
- 生年月日
- 1958年6月30日
- 出生地
- ヘルシンキ
- 学歴
- シベリウス音楽アカデミー卒
- 経歴
- シベリウス音楽アカデミーで作曲、指揮、ホルンを学び、ピアノ、チェロもこなす。1979年21歳でフィンランド放送交響楽団を指揮してデビュー。’80年フィンランド国立歌劇場の指揮者に就任。’83年ロンドンで急病のマイケル・ティルソン・トーマスのピンチヒッターを務めて成功し、以来、世界各地から出演依頼が相次ぐ。’85〜95年スウェーデン放送交響楽団首席指揮者、’84〜94年ロンドンのフィルハーモニア管弦楽団首席客演指揮者兼任。’88年12月オリビエ・メシアンの80歳記念パーティーで3日間にわたり同合奏団を指揮、’89年5月にはフィレンツェ音楽祭でオペラ「ペレアスとメリザンド」を指揮した。’92年10月ロサンゼルス・フィルハーモニック(LAP)の音楽監督に歴代最年少(34歳)で就任。2000年5月シベリウス国際指揮者コンクールで審査委員長を務めた。2008年9月フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者・音楽監督に就任。2009年2月よりマーラーやシェーンベルらの音楽を取り上げるプロジェクトを始める。同年4月LAP音楽監督を退任。レコードではカール・ニールセンやメシアンらの作品の演奏で知られる。作曲家としても知られ、自作曲のCDに「ピアノ協奏曲」がある。1987年より数度来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報