エジプト,中王国

山川 世界史小辞典 改訂新版 「エジプト,中王国」の解説

エジプト,中王国(エジプト,ちゅうおうこく)

前2020頃~前1793頃

第11王朝と第12王朝。古王国が滅びたあとの混乱から回復したエジプトが再統一され繁栄した時代。王朝がテーベ出身のためアメン最高神となる。ファラオは「正義牧者」となり,ファイユームの大干拓,クレタとの修交など平和的・公共福利的事業に専心勢力範囲ヌビア,シリアに及ぶ。その後再び混乱期が始まり,ヒクソスが侵入する。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む