エッフナー(その他表記)Effner, Joseph

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エッフナー」の意味・わかりやすい解説

エッフナー
Effner, Joseph

[生]1687.2.4. ダシャオ
[没]1745.2.23. ミュンヘン
ドイツの建築家。父はバイエルンの宮廷庭師。庭園研究のためフランスにおもむき,G.ボッフランに建築を学び,さらにイタリア修業。 1715年帰国してバイエルンの宮廷建築家となり,ミュンヘンのニンフェンブルク宮とシュライスハイム宮をロココ様式で装飾し,パゴデンブルク (1716~19) ,バーデンブルク (18~21) などのパビリオンを建てた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android