20世紀西洋人名事典 の解説
エドウィン・レイ ガスリー
Edwin Ray Guthrie
1886 - 1959
米国の心理学者。
元・ワシントン大学教授。
学習は刺激と反応が時空間的に接近して生起すれば1試行で成立するという接近説を唱えた。また、反復練習による学習の斬新的進歩の事実については後のエステズの刺激サンプリング説の考え方の基礎となったものとして再び注目された。説として実験的検証に乏しいが、日常の具体的事実までを説明でき、注目すべきものがある。著書に、「Psychology of human conflict」(’38年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報