エドモンドウィルソン(英語表記)Edmund Wilson

20世紀西洋人名事典 「エドモンドウィルソン」の解説

エドモンド ウィルソン
Edmund Wilson


1895.5.8 - 1972.6.12
米国の小説家,評論家。
ニュージャージー州レッドバンク生まれ。
「バニティ・フェア」「ニューヨーカー」誌などの書評家として活躍し、ヘミングウェイフィッツジェラルドなどの新進作家を発見、アメリカ文芸復興に寄与した。1931年の「アクセルの城」で象徴主義の伝統を跡付け、評論家としての地位を確立した。そのほか、ロシア革命思想の形成を追った「フィンランド駅へ」(’40年)、南北戦争文学史「愛国の血」(’62年)などの長編評論や、「傷と弓」(’41年)などの文学論集、小説、戯曲、旅行記などが多くある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android