20世紀西洋人名事典 「エドモンロスタン」の解説
エドモン ロスタン
Edmond Rostand
1866.(1868.説あり) - 1918
フランスの劇作家,詩人。
マルセイユ生まれ。
パリの高校卒業後、文芸批評と劇作を試み、詩集「てすさび」(1890年)で文学生活に入る。1894年ユゴーの影響を受けた詩劇「ロマネスク」がコメディ・フランセーズで上演、注目され、次いで1897年5幕韻文劇「シラノ・ド・ベルジュラック」は空前の大ヒットとなり、フランス随一の劇作家と見なされるに至った。他の作品に、「遠い国の姫君」(1895年)、「サマリヤの女」(1897年)、「鷲の子」(1900年)、「雄鶏」(’10年)、「ドン・ジュアン最後の夜」(’21年)。ロマン主義。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報