エドワード・アーサーミルン(その他表記)Edward Arthur Milne

20世紀西洋人名事典 の解説

エドワード・アーサー ミルン
Edward Arthur Milne


1896.2.14 - 1950.9.21
英国理論天体物理学者,数学者。
元・オックスフォード大学教授。
ハル生まれ。
ケンブリッジ大学研究員、マンチェスター大学教授を経て、1928年オックスフォード大学教授となる。初め星の大気構造、吸収線形成の理論、つづいて星の内部構造を研究し、これらの理論の初期の発達に大きく貢献する。’32年以後は宇宙論と取り組み、運動学的宇宙論という独特な膨張宇宙の理論を展開する。宇宙の一様性を唱える等価原理の概念は、ミルンが初めて提唱したものである。恒星物理学のうえではケンブリッジ大学のエディトンの論敵であり、また宇宙論などにおいても、両者が互いに相手を意識し競合した。アインシュタインの一般相対性理論に匹敵する相対性理論を考えたことで有名。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 の解説

エドワード・アーサー ミルン

生年月日:1896年2月14日
イギリスの天文学者
1950年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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