20世紀西洋人名事典 の解説
エドワード・ウィリアムズ モーリー
Edward Williams Morley
1838.1.29 - 1923.2.24
米国の物理学者,化学者。
元・ウェスタン・リザーブ大学教授。
ニュージャージー州ニューアーク生まれ。
ウィリアムズ・カレッジで学士号取得、アンドーヴァー神学校に進み牧師となる。傍ら母校で研究を続け、1863年修士号取得、1869年からウェスタン・リザーブ大学で教え、1882年から教授、一時クリーブランド医学校も兼任。ユージオメーターを用いて大気中の酸素の量を測定し寒波の原因についての気象学上の説を支持、酸素の原子量を精密に測定しプラウトの仮説を検証、絶対静止エーテルに対する地球の相対運動を検出するマイケルソン・モーリーの実験等を行い、精密な原子量測定の功績により、デービー・メダル、W.ギブス・メダル等受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報