日本大百科全書(ニッポニカ) 「ユージオメーター」の意味・わかりやすい解説 ユージオメーターゆーじおめーたーeudiometer 水の電気分解で発生した水素および酸素の体積を求めて電気量を測定する計器であるが、むしろ発生した気体の体積を求めるために教育用の目的で使われることが多い。水電量計(みずでんりょうけい)ともいう。一対の白金電極を収めた電解槽の各電極の上に、上部を閉じて電解液を満たした目盛り付きガラス管を立て、電解によって発生する気体をガラス管の上部に集め、目盛りによって体積を測定する。[岩本振武] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例