20世紀西洋人名事典 「エドワードギエレク」の解説
エドワード ギエレク
Edward Gierek
1913 -
ポーランドの政治家。
元・ポーランド統一労働者党第一書記。
シロンスク出身。
1923年両親と渡仏するが、鉱山事故で父を失い、炭坑夫として働く。’31年フランス共産党に加入し、国外追放されポーランドに帰国、兵役に服す。’37年ベルギーに渡り第二次世界大戦中、対独抵抗運動に参加。’48年帰国し、統一労働者党に加入、故郷カトビツェ県党委書記などの要職を歴任、’70年ゴムルカにかわり党第一書記。経済政策の破綻が’80年夏のゼネストを招き、同年9月に辞任。’81年7月には党より除名される。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報