20世紀西洋人名事典 「エドワードケアード」の解説
エドワード ケアード
Edward Caird
1835.3.22 - 1908.11.1
英国の哲学者,神学者。
元・オックスフォード大学ベイリオル・コレッジ学長。
グリーノク(スコットランド)生まれ。
ジョン・ケアドの弟で、グラスゴー大学、オックスフォード大学に学び、グラスゴー大学の道徳哲学教授を経、オックスフォード大学ベイリオル・コレッジ学長となる。英国を代表する新ヘーゲル主義哲学者で、「宗教の進化」(1893年)、「ギリシアの哲学者たちにおける神学の進化」(1904年)を著し、科学と道徳・宗教の調和を求め、人格的自由主義の哲学を説く。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報